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2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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作業療法は不思議の国のアリス。

ッ先日ペットショップで深いグレーのコートを纏ったウサギを長い時間見つめていたからか?
作業療法の時間、信頼する土橋OTが神経衰弱の為に取り出した「不思議の国のアリス」のトランプの絵柄に描かれたウサギのイラストに集中力を奪われる。神経衰弱をしながらディズニーの絵本と映画の不思議ののアリスを猛スピードで回想するオイラ。途中、鏡の国のアリスと記憶がクロスオーバーしている。作者のルイスキャロルはカメラマンだった時期もあるそうだ。なんとなく彼の脳内構造とオイラの脳内構造が似ているのでは?と共感出来すぎる場面があることに思いを馳せる。高次脳機能障害は発症前のパーソナリティーが症状に幾重にも絡み付き様々な症状となって出する。オイラの症状。現実かk層現実なのかも認識区別が出来ない沼がある。燃えよドラゴンのブル−ス・リーはどのようにして鏡の部屋から抜け出したのか記憶の中の映画テープを逆回転しても思い出せない。神経衰弱、まあ「新婚さんいらっしゃい」の例のゲームと同じだ。日本でも女子の節句に性的な成熟の意味も込めて「貝合わせ」なる儀式、あれも同様のシステムだった。思い返せばエスパーテストも基本は神経衰弱だった。昔のオイラは透視に近い感じでカードを返さなくても絵柄数字がズバリ見通せた。しかし作業療法の時間のそれは一度めくったカードどおしを的確にリズミカルに逢わせて行く事すら出来なかった。絵柄側を見て数字ばかりに目が、スペードとクラブの違いしか見ていないオイラ、全体の絵柄のトータルウエイト、配置などが気になる。二回三回続けていると前のカードの印刷の上にどんどん新しく印刷を重ねて行くかに見えて混乱する。重複も区別出来なくなって行く。気になり出すと眠っていても歩いていてもカードがパタリ、と裏返る。土橋OTの言っていた。カードは回転させちゃ駄目!その謎がゆっくりと融けて来た感じがする。回転、ヒッチ・コックの目眩象徴的にインサートされていたなあ〜!ローリングストーンズは[19回目の神経衰弱]で大衆に何伝えたかったんだろうね。
by mugnum-yoda | 2009-02-21 10:22