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2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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奥義/炎天下コンディション

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思い出す。苦手だった、炎天下撮影を克服する運命のマンツーレッスンを受けたのは忘れもしない、ここ芸術の森。苦手を克服してからは、オイラと最愛のパートナーの共通の趣味であるサーフインの雑誌の海外版の広告に出て来るようなビーチ写真、西海岸ではグラマービーチショット路言うカテゴリーの写真。古くはマリリンモンローの有名な写真もあるよね。焼けた光沢を放つ肌に強烈な海辺の紫外線。試行錯誤し始めた頃の写真はSちゃんが可愛そうで申し訳ない。でも彼女は諦めずにオイラにプラクティスを重ねるチャンスをくれた。オイラも大好きな彼女を何十倍も美しく残したくて意地になって研究した。西海岸のハンティントン、マリブ在住のサーフカルチャー系の雑誌の仕事をするカメラマンとメールしたりスカイプしたりして多くのノウハウを手に入れ、直ぐに実験した。オイラが興国屋時代に海外ロケした頃の、大光量の日中シンクロは、既に時代遅れ、よりムービーライクを追求する西海岸では自然光を何処迄も利用する撮影。ピンボールのクッションのような長いセクションの蛇腹の中を太陽光が絞られたり。そんな日々を重ね、オイラとSちゃんがチームを組めば、日本にいながらも本場西海岸クオリティを再現出来そうだ。
退院後はテストシュートしたい。昔あれほど迄逃げていた炎天下が楽しくてしょうがない。炎天下だと最愛のSちゃんが、とびっきりの楽しい顔しているから余計に楽しい。Sちゃん、少し無いとライフの写真が苦手だ。写真は被写体との共同作業だから写す側が楽しんでいないと出てこないものもある。
よく考えれば、Sちゃんの祖先のルーツであるニセコの家があった場所も、フゴッペ近くのおばあちゃんのルーツの住所も、小樽の高台の360度海が見渡せる農地も、朝里川の両側に広がる農地も、全部、全部、広大な景色が開け朝日が夕陽が美しい太陽の恵みたっぷりの場所ばかり。6世代3世代と光を愛した血族の血が流れるSちゃんが太陽の下が安らぐのは必然だと思う。苦手は矯正しすぎないほうが良いのかも知れないなあ。DNA情報もパーソナリティだからね。Sちゃんに太陽の下で笑い合う事を教えてもらったオイラは、病気の恐怖もあり暗がりに集うのが苦手になった。暗がりに集う人を美しいと思えなくなった。皆さんも太陽に背かない生き方してみませんか?今以上に光を理解出来るようになるはず亜熱帯の湿度を帯びた柔らかい太陽の下、Sちゃんのビーチショットをうつしたい。
by mugnum-yoda | 2009-05-17 16:07