愛の雪中花
2009年 11月 04日
日中に撮影。写している僕を、少し離れた位置から、大好きなSちゃんが眺めていた。初雪の記念にSちゃんに一枚写真を贈ろうと、それだけ考えて、辺りを見渡した。SSちゃん好みのローズピンクの花が、近寄ると、どうやらガーベラらしい。実は小樽に引っ越してきた記念に僕は玄関脇に、これと同じ色のガーベラを植えた。その後どうなったのかなあ?犬を近くに繋留していたから食べちゃったのかなあ?耐寒性の宿根草類は、雪の下になっても、凍てついても、踏みつけられても、ちぎれても、雪が溶けてなくなる頃には、最初に飢えた時の株の3倍5倍の大きさになって美しくなって復活する。雪国で見る、これらの光景は感動的だ。冬の呪縛を目の当たりに暮らしてきた。僕ら道産子は、だれしもがマゾ指数が高く、我慢強いとされているけど、この呪縛の説ける瞬間の喜びを得たいが為だ。Sちゃん、今年も去年と大差なく正確に冬の足音聞こえてきたけど、僕にも春来るかなあ?定点観測カメラで、僕を記録して欲しいよう。
by mugnum-yoda
| 2009-11-04 13:53