2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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涙の味は海の味。

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朝から、泣いてばかりでした。朝、確認しても、確認しても、失敗して、我慢の限界、水の入った風船に針が刺さったように、オイラ、その場に砕け、子供のように、泣きじゃくった。涙、止まらなくて、朝ご飯の席に着くの恥ずかしくて、ナースステーション二駆け込んだ。涙を拭いてくれようとする看護士に、古株の看護士「拭いて上げるんじゃない!自分で拭かせなさい。」ティッシュを受けとると、更に悲しくて涙がパタパタと床のタイルにロウソクのロウが落ちたように広がった。表面張力で膨らんだ僕の涙に雪景色が浮かんでる。窓越しに声を出し泣きじゃくる僕の姿を朝食の準備に次々と集まる患者さんが見ている。更に悲しくて涙が止まらない。誰かが歌ってる「水道トラブル5000円」悔しくてSちゃんの本当の呼び名が勝手に口から、手を伸ばせば、いつもSちゃんの指先があった火が蘇り、泪が止まらない。ひゃっくりのように苦しい。「鼻かんで、御飯に付きなさい。」とティッシュを渡された。生卵一個だけの朝食に週末を感じて更に涙が、割った卵の黄身に涙が堕ちて幾重にも波紋が広がった。作業療法の部屋で看護士の介助を受けて歩いているにも関わらず、衝立てパーテーションに左半身、左顔面強打。そのままアロマセラピーのOTを受けていると、急にがたがたと寒気がして涙が止まらなくなる発作。その場に入院時に初めて担当してくれた犬が好きな看護士さんが現れた瞬間、その看護士の足下に僕は転がって、急遽、OTを中断し病室迄搬送された。運ばれる僕を見ている患者さん、うわ〜!っと涙と共に声が出てしまう。午後一時30分、落ち着く為にお風呂命令。石けんがない、Sちゃんの香りがするシャンプーリンスが無くて悔しくて涙止まらない。自分の顔を殴りつけるように湯船のお湯を顔に、「依田、お湯を足せよ!」湯船の赤と青の蛇口を交互に開き閉じして、湯加減を見る。悲しくて奇声と大好きなSちゃんの名前を全裸で立ち上がり叫ぶ僕、あのね感覚異常と言う症状で左手はもとより皮膚の間隔が熱いと冷たいが正反対なんだ。だから、今日も湯加減が解らなかった。しかも共同入浴だったから辛かった。Sちゃんが病院で介助入浴してくれた嬉しい記憶を思うとさらに、泣けて、泣けてさあ。2時避難訓練。「依田さんの仕事は、最後にスタッフが迎えに来る迄、此処で、なにがあってもうごかない事。火災の誘導の
アナウンスと看護士の指示で、僕の階の患者さんが多目的ホールへ列になっつている。移動しながら部屋の片隅でひとり、すわっている僕を指差している。また悲しくて涙が、どんどん出る。涙を拭くハンカチ持って無いから風呂で濡れたタオルで顔を拭く。通りすがりのスタッフが「依田さんは、賢いな濡れたタオルで口をガードするなんて!」何だか別けも解らず「うわ〜!」って涙が、部屋の壁に寄りかかりタオルで口を塞ぐ僕に士長さんが、大きなOKサインをだして、笑ってくれた。また波だが。午後、遺失物の事件があり、一斉の私物検査、僕ね、Sちゃんが9月に面会に来てくれた時にプレゼントしてくれたドリンクタイプのコーヒーゼリー、来てくれた日を留めようと開封しないで戸棚に保管してたけど、理由は解るけど賞味期限過ぎすぎてる。と破棄されちゃった。8月2日にSちゃんが持って来てくれたバナナクレープケーキは流石に古いから仕方が無いと破棄にクレーム付け無かったけど、コーヒーゼリーは、毎晩寂しい時に出して眺めていたから。「お腹痛くなってもいいもん!」ってこどものようにダダをこねた。悲しくて、悲しくて一杯泣いた。「Sちゃんに買って来て!」ってお願いしてご覧。」だって、ごめんね、ごめんね。Sちゃんが、一度口を付けたコカコーラ・ゼロも容器ごと捨てなきゃダメだった。Sちゃんが買ってくれたT字カミソリも切れなくなっても思い出に保管してたのに捨てられちゃったよう。来てくれた印が、どんどん減って減って悲しくて、悲しくて、涙が止まらない。面会時間直前、病室の下からSちゃんの車のクラクションが短くなったのは?事実なの?幻聴なの?涙が止まらないよう。今夜もSちゃんが買ってくれたピンクの上下に、動物園に行く時に買ってくれたアロハの毛糸の帽子です。朝ね、傷口が病んで痛いんだ。約束通り安定剤、鎮痛剤、睡眠土入剤二頼らないで、がんばって眠ってるよ!先週から3000回Sちゃんの名前数えて寝れるようになった10回数えて左手の指を一本折るんだよ、左手が全部折れると右手を一本折って、右手が塞がると、睡眠時、履いてる靴下を片方枕の下に入れるんだ。Sちゃん、前に言ってくれたよね。僕が君の名前読んでるの全部聞こえてるから安心して眠りなさい!って。今、思い出して旨がこみ上げて、また波だが止まらないよう!逢いたいよう!Sちゃん大好きだよう!手を握りたいよう。泣く時はとことん泣きなさい!ここは、そう言う病院なんだから泣く事は恥ずかしく無いよ!だって。Sちゃん、sちゃん、聞いて、聞いて、何だか沢山泣いた後って、長い時間波乗りしていた時のような感覚だよね。味も匂いも。愛してるよ!お話したいよう。伝えたい事があるんだ。見せたいものがあるんだ。たった今、8時14分、睡眠の薬を貰う列を他所に、僕は就寝時のトイレ、患者さんの一人がアロマセラピーの時の泣きじゃくった事に「大丈夫?」と、更に「明日から休みだから依田さんの奇麗なGFのSちゃん、きっと一度ならず二回三回と面会に来てくれるから絶対大丈夫だよ!」と似たような事を何人かの患者さんが僕を囲んで僕を喜ばそうとしてくれる。悲しくて、また、涙。柔らかい靴下が左足だけで良いから欲しい。
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by mugnum-yoda | 2009-11-20 20:12 | SWEET LOVE