2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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電話じゃ、物足りない。

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ありがと。久しぶりに、繋がった電話に、嬉しくて、プルプル震えちゃったよ。一杯かいたよ。本当に久しぶりだったもん。前回、電話で、お話したのは、忘れもしない12月の6日、君が病棟の電話から呼び出してくれて、「マアちゃん、すぐ部屋に戻って、)(窓から駐車場を見て。」「手を振ってるの私だよ。」「見える?」「急いで来たのに、面会時間、間に合わなかったの。」(マアちゃん、お誕生日、おめでとう。」「マアちゃんが、一度、死んで、生まれ変わった日の、お祝いの日だよ。」あの夜も、実物の君を見るの本当に久しぶりで、心臓バクバクだった。どうして来れないのかは、痛い程に、理解してたけど、本音は、寂しくて、君の居ないのが怖くて、病気のせいか?悪い事、考えてたんだ、ずっと、ずっと。死にたいって。夢も君に銃で撃たれる夢、車で海にダイブする夢、海岸のコンクリの可部に夕焼海を見る形で愛犬DEWYの亡がらを抱える形で裸で座らせてもらって、先住の民の弔いの儀式のように火を付けてくれた夢。怖い夢だけど君が登場することがぼくは、嬉しかった。夢の中で君は、「一杯、お参りに行くからね。」って。死にたいと考えてたけど、死ぬのは怖いしさあ。ぼくね、子供の頃から、自虐癖が、強くてね。嫌な事の我慢の限界、いつも、何らかの引き金があったけどね。かんしゃくパニックで、ビエ〜ン!って、大声で、泣きながら学校中のガラスを割りながらを走って、3Fの窓からダイビング!歩道橋からダイビング。悪い子だったんだ。カルテにはアピール自虐。死ぬのが目的じゃなく、骨折したりして構ってもらいたかったの。抱っこしてもらって、ヨシヨシしてもらいたかったの。結局、未だに、父さん、母さんには、抱っこしてもらってないんだ。良く知恵熱って、自律神経の作用で熱が出る子供がいるでしょ。ぼくの、アピール自虐も、この仲間なんだって。弱虫で、ずるいから、いつも、誰かが、「よ〜い、ドン!」の引き金を弾いてくれるのを待つ子だった。大人になってからも、麻布十番の一橋の歩道橋から植え込みに、キサナと呼ばれていたDISCOのVIP席からダンスフロアに。洋服デザイナー時代、遅刻の言い訳が付かなくて、雨の早朝、武蔵小杉の交差点で渋滞の列にバイクでダイビング。バラバラの複雑骨。なんせ「飛び込め!」ってぼくのなかで誰かが命令するんだ。そうした方が自分じゃなくて、誰々にとって嬉しい事だ。とか思うんだ。脅迫障害なんかな。ブログで高所からの美しい俯瞰写真があると、ここから飛びたいと本当に思う。そんな馬鹿なフェチズムが、写真を始めたときから作品に流れているんだ。ぼくにとって美しい風景、感動する風景は、死に場所に良いなだ。流れ者にとってGPSのように、その場所を記録するには写真は理に、あまりにも叶っていて、写真を写す行為は荘厳な儀式だった。ミレーも、モネも、僕の写真と同じように、自分自身の終末の日の為に景色を選んだんだと思う。モネの日傘の女への執着も、人生最後の日は、こうありたい。と言う叫びに聞こえる。クローズアップして筆跡を拡大すると。彼の筆がこの作品だけ、妙に荒々しい鼻息まで読み取れる。絵の具も薄めずに逆にカサカサにして風にちぎれた草を印象的に、「旅に病み夢は枯れ野を〜。」なんだろうな。こんなロジックは、病室にブログの仲間から届けて頂いた世界の絵画のジグソーパズルからヒントを戴いた。3ヶ月程、毎日パズルに取り組んでいたけど、結局、完成を見ないで、プレゼントして頂いた方に、誤りと共に返送させて頂いた。出来なくて悲しかったよ。部屋に飾りたかったんだよ。でもね、左半盲、そして左無視、失認、誤認。視野にして、おおざっぱに、健常者の約1/4に満たない視界。がんばって、がんばって。ピースを色別,大きさ別、柄別に、何度も整理し直しても、完成には全然、手が届かなかった。完成の達成感が良いとされているジグソーパズルだけど、ぼくにとって、辿り着く迄の行為が、どんな作業でも喜びだったので楽しかった。あまり結果、結果と責められるのは、ぼくには無理なんだ。明日からは、いよいよ、来る人には来る、来ない人には来ないお正月だ。今、同室の患者さんが、鼻歌を歌いながら外出、外泊の身支度をしている。僕は音楽を聴くラジオもプレイヤーも無い、正面の患者さんのように寂しさをつま弾くアコースティックギターも無いのだ。そう、僕の年末年始の予定は、疲れたSちゃんが、突然、羽を休めに来てくれても、泣かずにニコニコおしゃべり出来るように笑顔を準備して待つだけの正月の予定。なんだか、カメラの質感が、恋しいなあ。写せなくても、触りたいなあ。フォーカシングスクリーンのマニュアルの一眼レフでピント合わせがしてみたいなあ。コメントで「ノーファインダーと言う写し方も、あるんだからオートフォーカスでファインダー覗かないで写しても、例え目が無くても貴方が写せば、貴方の写真よ!」と言うのが、あった。そうかも知れない確かに、このコメントに泣いた泣いた。ワンワン泣いた。ブログを長く運営していると、気丈なコアな応援者からの力強いコメントが叫びを、涙を誘発する。決して嫌じゃないのだが、嬉しくもあるのだが、例えば12月5日「いよいよ、一年ですね、今日はSちゃんと、お祝いですね。」「クリスマスは二人で酸っぱいケーキだね。」コメント承認すると、嫌なコメントじゃないけど、後から見たSちゃんが、悲しくなっちゃうからと思い、この手のコメントは、失礼ながら公開してません。みんな、心配してくれてありがとう。コメントがある事が、まず嬉しいです。ありがとう。忘れないでくれて。12月6日、病室の下で手を振るSちゃんの前に飛び込みたくて、悪い血が騒いだんだ。窓を開けようとしたら左開きのスライドドアだから、左手の麻痺がある僕にはドアを引く事が出来なかった。汗べっしょり。いつだったか?Sちゃんがトラウマに悩むぼくにね、「私の胸の中で死んでいいからね。」と癒してくれた。皆さんは、僕と同じ先天性の症状を持った、かの有名なミケランジェロのピエタ 像をご存知ですか?聖母マリアが処刑の十字架から降ろされた全裸のイエスの亡骸をいとおしむ目で抱きかかえる世紀の傑作彫刻を、写真を学んだり絵画をアカデミックに習った方はポージングの力量と安堵の授業あたりで、世界の著名彫刻を覚えたでしょ?僕が教える講義でも裸婦の前に解剖学基礎と彫刻は必ずしてた。この実物、僕はいつだったかは記憶喪失のままだけど、脅威の映像記憶力を持つ症状だから目をつぶれば、その彫刻の補修後の色の合わない部分とか、清掃時に付いた布巾の繊維が亀裂に食い込んでいる部分迄が蘇る。Sちゃんが、傍らにいてくれないと、今度、倒れたら死んじゃうんだ。と言う僕の心理的外傷症状は重く、自律神経もいたずらして、手のひらには、手で洗面器の水をすくったかのように、ひたひたに、傾けると、子乗れる程に異常な汗をかくんだ。呼吸も過呼吸に、不安で、不安で、眠れない。Sちゃんから、「それ以上、脳が駄目になると嫌だよ。私、ちゃんと来れるときは、真っ先に来るから、安定剤とか睡眠薬飲まないように、がんばるんだよ!」と、一時期、ケミカルが強くて表情がトロトロに、おしゃべりも、レロレロになった時、注意されてから、一切薬無しで長い夜をSちゃんがプレゼントしてくれたパジャマに身を包み、同じくプレゼントしてくれた毛布をライナスの毛布にして耳を齧って、呪文のように何百回、何千回、Sちゃんに話しかけて、空が明るくなるの待ってるんだ。恐らくね、2008年12月5日、Sちゃんは、間違いなくビエタ像のマリア様、そのものだった筈だ。僕も、苦しさのあまりズボンも靴もタンクトップもパンツも脱いでいたそうだ。大勢の中を、搬送される全裸の僕にタンクトップを奇麗に畳んで、大切な所を隠してくれたんだって。Sちゃんの人生って金太郎飴みたいに、何処から切っても、優しい配慮があるんだ。僕の宝物。凄いでしょ、良いでしょ。今は、家族が病と戦っているんだから、当然、僕は、彼女のお父さん、お母さんが、彼女の優しさの恩恵に当る優先順位が僕より前なのは出逢ったときから理解しています。Sちゃんの優しさの泉が枯れないように、僕も毎日、Sちゃんを祈ってるんだ。解っちゃいながら病んでるからさあ。この暮れは、叫んだり、走ったりしたよ、壁をドンドンしながらね。逢いたいし、声も聞きたいしさ。特殊な病棟だから電話も制限があるんだ、「今、誰に電話?」看護士に確認される。電話を寂しさでしまくる人、アピールの為だけに呼び出す人だらけ、僕もそのひとり、元女房様が似たような入院した時、僕は電話される側だった。長期入院だったけど、僕は完璧に広告屋の仕事をキチンとしながら、支払いがキツい事もあり印刷屋でオペレーター、製版してアルバイトしながら、一日も休まずに面会に通った。それでも彼女は5分置きくらいのペースで電話して来た。携帯電話に会社の電話に、印刷屋の電話に、エスカレートして、僕の社長の携帯電話に、僕の釣り仲間の携帯電話に、僕の生家に、とスケジュールを把握して追い掛けて来る電話、電話。居留守を使うと電報まで、実は、この電話が元で、僕は二度転職を余儀なくされた。実は電話に出るのが怖いんだ。ひょっとして、今、馬鹿になってるから、あの日と同じ事を僕はSちゃんに、Sちゃんの関係者に、Sちゃんの家族にしてるのでは?と不安なんだ。何度、呼び出しても出ないと、やっぱり、悲しいけれど着信拒否されていると思うんだ。電話の前で何度も座り込んで泣いたんだ。連休前、家族や彼女、彼に年末年始の外出、外泊のスケジュールを電話で必ず確認し合って下さい。最低でも一泊を見込んで、絶対外出はしてくださいね。と病棟全員に話しがあったから、病棟の電話BOXは、犬が大切な玩具を守るように、ガンとして電話の権利を次の人に渡さない人が、延々電話し続けている。クリスマスは凄い事に、届くはずの荷物が届かない。と送り状番号も無いのに、運送屋郵便局に確認の電話ラッシュ!勿論、僕も例外ではない。荷物贈りました。と連絡があったのに、届かない荷物が、未だに5件。どうしたんだろうなあ?海外からだからかなあ?
ク リ ス マ ス 電 話 の 前 に 長 き 列/依 田 昌 也僕も作業療法の時間、巧く動かない指先で、頑張って作ったSちゃんへのクリスマスプレゼントも渡せてないしね。Sちゃん、ありがとう。電話に出てくれて、ありがとう。病室で携帯使用して良い時間じゃ無かったから、布団の中だったからOLDIESの名曲のように電話でKISSも出来無かったよ。君との電話のお陰で、年末で病棟の中、凄い圧迫あるけど、心は凄く冷静で、今日の日記は病んでる自分を正直に表す事が出来たよ。早くおいでよ!笑わしてあげるよ。いっぱいほめてあげるよ。君との電話で、すこぶる良く眠れたから、今日も一杯お話がしたいけど、休みの日は、病棟内を僕はヘルメットかぶっていても安全に移動が出来ないから施錠されるドアから先のエリアに行けないからテレカの電話に行けないんだ。行けても番犬みたいに電話守る人がいるしさあ。Sちゃん言ってたよね。「私達ロミオ&ジュリエットみたい。」って。Sちゃん、愛してるよう。大好きだよう。逢いたいよう。お話したいよう。あのね、毎日、去年の今日は君と何をしていたかなあ?って見ていたハードディスクの中の写真が見れなくなっちゃったんだ。データ死んじゃったのかな?大切なデータなの。Sちゃん、見に来てよう。誰か詳しい人往診に来て欲しいよう。DISKTOPに接続してもアイコンも出て来なくなったの。Sちゃん病棟内でも良いから写真写させてよう。カメラ触りたくなったよう。僕もSちゃんに写してもらいたいよう。今ね、デイルームで外出、外泊の迎えが来る人が温泉に行く、話ししてたから、「温泉ならカップの安いバニラのアイス食べたいなあ!」って僕が言ったら、凄く怒鳴られたんだ。拒食症の女の子に、食べ物が怖くて、話しを聞くだけでお腹が痛くなるんだって。いつになく病棟の全員がピリピリと過敏で一触即発なデイルーム。些細な事で、かんしゃくパニック合戦です。ありとあらゆるものが飛ぶ、椅子が割れたり。奇声が。天候で言えば土砂降りに落雷。インサイドぐしゃぐしゃ、沖合と奥はトリプルパーフエクト、レギュラー方向な感じ、解るでしょ!僕ね、過ぎたけどクリスマスケーキのつもりで想い出の苺ショート食べたいよ。ケーキは8月2日にSちゃんが差し入れてくれたバナナクレープが最後だった。またミスドデートしようね。コーヒーおかわりして。楽しかったよね。Sちゃん、ありがとね、普通の人から見て極端に違う所の多い僕を、毛嫌いしないで、ちゃんと扱ってくれてありがとう。飛び出た個性の方も理解して貰って嬉しかったんだ。父さんにも母さんにも、異端視されて育ったからSちゃん、そして君の家族の愛情は本当に人生で一番嬉しかった。僕ね、赤ちゃんの頃から、注意欠陥多動症で動き回って危ないから、怪我させちゃいけないと、柱にロープでしばられて、一日中、過ごしたり、台所の下の室の中に居たからさあ、本当に親の温もり知らなかったんだ。        年越しソバだね、君の家で初めて御馳走になったおそばを思い出します。



モネ「日傘の女」勉強してね。芸術家が女性を愛する意味、執着、これを、こねてこねて、試作して試作して。この行為こそが芸術の真意だと、近代芸術の中から女性の愛し方を学んだ。そこに飛び込んで来てくれたのが、運命の絶世の美女Sちゃんだ。実はことしの夏、ハマナスの丘で、Sちゃんをモデルに日傘の女をトリビュートしようと企てていた。ロケーションも太楊の位置も完璧、風もぴったり。今年は実現しなかったけど、来年こそ、うふふ。あっ!やばい!墓穴掘った、しかも自分で、自分で自分の琴線に触れちゃったよう!ビエ〜ン!ウオ〜ッツ!カメラ触りたいよう。カチャカチャ、ダイヤル回したいよう!上〜ン!カメラ欲しいよう!カメラの機種を紹介した本も欲しいよう。カタログもみたいよう。露出計で手元の露出をフムフム読み取るのもしたいよう!誰か、助けてよう。いっぱい、いっぱい写真集も観たいよう。カレンダーも無いよう。写真家としての入院生活は辛いからさあ、写真のある入院生活にしたいよう。ビエ〜ン。僕の女神に逢いたいよう。Sちゃん、がんばれ〜!がんばれ〜!頑張りすぎちゃう君だから、居眠り運転しないように、神様にお祈りしてるよ。大丈夫、君の側に僕いつも、いるからね。嫌な事があったら僕に話しかけて、それでも、悔しさ収まらなかったら、前のように僕の胸をボコボコ殴って良いからね。その為に、僕は君から命を授かったんでしょ。ありがとう。僕は貴方の緩和剤で居られた事が嬉しかったです。写真ごっこしようね。愛してるよ。あれ?今日は、面会修了まで時間が沢山あるのに、もう鍵が閉められちゃったよう。ビエ〜ン!閉鎖病棟、嫌だよう。また、ギリギリSちゃん、来てくれたら病棟に入って来られないよう!困ったよう!絶対、7時,ギリギリに、来る筈だもん。悔しいよう。電話にも行けないよう。廊下がいつもより長く感じるよう。1Fの自動販売機のミルクティー、誰か面会に来て差し入れてよう。甘いものが何故か恋しいよう。Sちゃんが9月にくれた珈琲ゼリーは、賞味期限、かなり過ぎてるし、飲んじゃうとSちゃんが来てくれた日の痕跡が減っちゃうしさあ。ビエ〜ン!一人暮らしの僕に、そっと、コンビニの年越し蕎麦を配達に来てくれたのは、一昨年だったね。いっぱい、ありがとう。ありがとう。今年も忙しかったのに、大切にしてくれてありがとう。君のような素敵な女性に優しくしてもらえて嬉しかったです。君の着せ替え人形になるのも幸せでした。ありがとう。
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by mugnum-yoda | 2009-12-31 07:46 | SWEET LOVE