2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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メリーさんのひつじ


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メリーさんのひつじ
メェメェひつじ
メリーさんのひつじ
まっしろね

どこでもついていく
めぇめぇ
ついていく
どこでもついていく
かわいいわね

あるとき学校へ
学校へ学校へ
あるとき学校へ
ついてきた

生徒が笑った
アハハアハハ
生徒が笑った
それを見て

先生はかんかんに
おこっておこって
先生はおこって
追い出した

メリーさんは困って
困って困って
メリーさんはしくしく
泣き出した

もともとの閉所恐怖症もあり、くも膜下出血を発症し倒れた場所がトイレの個室。Sちゃんに運良く発見してもらったから、こうして生きてるんだ。でも、それ以来、Sちゃんの存在が遠い日のトイレではパニック症状に襲われるんだ。シャワー浴びた程の汗,嘔吐、
発症時も嘔吐凄かったんで、また、あの痛みが,と思うと膝ががくんと折れてへたり込む。洋服を口に詰めて奥歯で噛み締めながらSちゃんに、「助けてよう!」と叫ぶ。表にきこえないように、何度も何度もトイレの水をフラッシュさせるんだ。悲しんだ。あの日みたいに、トイレの上の隙間からSちゃんが降りて来るかもと天井を仰ぐんだ。「Sちゃん、Sちゃん。」ってネ。以前はね、トイレからSちゃんに、SOSのTV電話して癒してもらってたけど、今は、この電話機が何故か調子悪いんだ。悲しいでしょ。脳外科の先生も精神科の先生も現代の医療の形を変える迄、インターネットとか携帯電話の進化は、心を繋ぐ手段として、一般的にも、まして距離がどうしても発生する体制の医療機関や、医療連携の選択肢を広げるのにも、役立つんだって。
いつものように担当看護士に、トイレでの悪寒を訴える。「歌を歌いなさい!」僕の病院は、日本では音楽療法に、力を入れている病院として名高い病院だから、医師じゃなくても、それを促してくれる。僕はなきじゃ繰りながら歌う。僕と同じ自閉症の有名人、トーマス・エジソンが、蓄音機を発明した時に、最初に吹き込んだ曲「メリーさんの羊」。幼少時、学研の「かがく」と言う雑誌の付録に、エジソンが、その時吹き込んだ肉声と、この歌を歌うエジソンの声がソノシートが付いていた。偶然に僕の誕生日もエジソンの誕生日も同じ2月の11日だったし、彼の伝記上のエピソードと、僕の癖が同じ事もあり、凄く今でも親近感があるんだ。僕は子供の頃から、与えられた道具や玩具、本来の使い道じゃない使い方や遊び方をする事から、「将来は発明家だね。」と担任の先生も、おだててくれた。僕は「気違いだ。」「天才だね。」この両方で評されて、育った。普通の病院じゃ、大人が夜中に泣きながら童謡を歌いトイレに閉じこもると、奇異に思われるだろうが、誰一人、不思議がる人が居ない天国なんだ。途中、歌詞が解らなくなり歌が詰まると、ドアの外から小声で聞き慣れた看護士さんが、詰まった歌詞の先を僕に促してくれて、一緒に歌うんだ。「Sちゃん、お願い。逢いたいよう。一緒に歌って。遊ぼ。」
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by mugnum-yoda | 2010-01-19 18:38 | DOG PHOTO