2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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旬と鮮度

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季節の味は景気がどうあろうと、普遍の価値観で欲望へと繋がる。「市場流通と心理学」なんて教科書の名前だったろうか?商いの基本、海のものを山へ、昔、軽井沢の星野温泉で住み込みで働いた頃、僕の仕事場は厨房だった。毎朝、明け方の4時頃、日本海沿いの街、直江津から生鮮食品を満載したトラックを迎えた。北海道では見た事がない、昆虫のように手足の長い蟹が動いていた。山奥で見る生きた蟹はエイリアンそのもの、その頃、生鮮、特に魚介類の目利きを覚えた。浜値、に流通原価を加え、山値。ニセコへ届く価格帯も山値と呼ばれていたね。写真にも鮮度があり、旬なものに値段が付く事も知った。「依田さん、新雪で遊ぶレトリバー犬種のパピーの写真無い?青天井で縦位置で表紙構図。」残念ながら、この時に在庫は無かった。だが、僕に旬と鮮度をろじっくさせるのには充分すぎる程のエピソードだった。掲載の写真、丁度ニセコと小樽の中間地点、人生で最重要な用件があり、毎日往復していた時期のシューティング。列車ダイヤと天気図と小樽機関区の情報を地図に落とし込み、手に入れた一枚。皆さん知っての通り僕は写真初学の頃からのSL小僧だ。最近、「ゆる鉄」なんて言葉あるけど、僕の鉄道写真は、コテコテの硬派、運転士に合図を送るのは当然。この朝も、最愛のSちゃんが用意してくれた、視認性の高い蛍光オレンジの防寒着で合図、警笛二続いて、ラッセル車のトルクがあがり、跳ね上がる雪のスプレーが大きくなった。SLの場合の排気ブレーキの後の黒煙のように、その飛沫が頰にチリチリと、勝手に顔がにやける、フォトグラファーズ・ハイ。このオレンジの防寒着、彼女が少年少女のスキーのコーチをしていた頃のだと言う。充分に、その視認性は功を奏で、しかも何故か、彼女に抱きしめられてるような素敵な気分。そう、この写真も待っている大切な可愛い娘ちゃんに見せたくて、コメント、お待ちしております。ブログランキング参加中。皆様にお願い。道具も無いけど、写真への愛情は負けないよ、新しい写真じゃないけどカポチリ!お願いです。コメントも、愉しみです。Sちゃんを、僕を喜ばして欲しいよう。
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by mugnum-yoda | 2010-02-04 09:14