夏のアンプラグド/音楽撮影指南
2006年 08月 22日
でも最初に写したステージは今でもありありと覚えている。
僕とクレージーケンがローディーを務めていたCOOLSの日比谷野外音楽堂だ。
僕らはステージ上の黒子は観客の視線の妨げにならないように
黒皮で仕立てたハイウエイパトロールの衣装だったな〜!
ギターの弦が切れたら張り替えたり、ステージ上にハーレーを上げ下げしたり。
動き回りからんだシールドを整えたりの仕事の合間にモニターの裏に隠した
カメラを持ち出しステージ上を這いずり回ったな〜!
COOLSは皮の上下が衣装だから野外では日が暮れるまで露出が難しかったね〜
この日はライブ盤の収録もありレコード会社のカメラマンも沢山いたし
ビデオ収録もされていたから動くのに緊張しまくりだったんだ。
そうそう皆さん中古レコード屋に行く事があればライブ盤を見てみて
ステージの背景の絵は僕の若かりし頃の仕事ですので。
COOLSは原宿のファッションリーダーだったので、メンバーの
何処をクローズアップしてもかっこ良かったね!
ノースフェイスのダウンに皮パン、エンジニアブーツと言う
定番ファッションもクールスの普段着をクールスの前座の藤井フミヤ君や
お友達の藤原ヒロシ君が真似をしてクラブファッションとして定着したんだよね。
何だか今思えば夏の盛りに僕も皮パンにブーツだったのかと思うと汗が出るね!
日中の野外ライブを撮影する時は思いっきり野外での開放感を
強調するのを試して欲しいな〜、通常の小屋内の感じで写すとみすぼらしいからね!
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