魚眼レンズは悟りのレンズ
2007年 04月 15日
当時手にしたのはニコンの馬鹿でかい奴で気軽に持ち歩く感じのモノではなかった。
魚眼レンズの開発の一番の目的は学術的に天体を観測する事だったから
定点観測出来れば良かったので携行性など考慮していなかったのだろう。
そんなレンズを手にした俺は、初めて魚眼を試みる初心者と同じく何でもかんでも歪曲させた。
まあ早い話、写真の真意より、おもちゃ感覚を楽しんだ。
そして今、俺の手元にある魚眼レンズ「サッちゃん」はパンケーキレンズのように
一眼レフにマウントしてもポケットに入る程にコンパクトに仕上げられている。
何をどう写せば、この歪曲性がお遊びを越えて語り出すのか悩む
昨日迄、悪性の風邪にやられベットに横たわりながら部屋の天井を写しては消した。
どうも一方向の歪曲を押さえた時に主題と合致する時が、
一番、焦点がぼけずに訴求力を発揮するような気がする。
カッコイイ言葉だと歪められた世界に囲まれた真実とでも言うべきか?
ビルなんか歪めて昔の俺は何が楽しかったのだろう?今考えれば愛の欠片も無い!
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by mugnum-yoda
| 2007-04-15 22:31