SIGMA 30mm f1.4DC テスト
2008年 01月 13日
まずは北海道の風景を写すに必要不可欠な氷点下の色温度の再現
一枚目はデジタル専用として世界初のf1.4の開放値
通常のアナログ用を流用した場合はどうしても色の軽さが否めなかったが
このレンズだと色と色の密度が詰まった重厚な再現で
新雪の滑らかさにドラグがかかる事無く実にスムーズ。
二枚目、f16と言う少し不安だった最小絞りのテスト。
細密描写よりも微妙なスモーク、ダル系カラーの色の差異を
表現分けするか否かをテスト
この結果も、思い描いていた以上の結果を得る事が出来た。
同条件のような環境で同社のアナログデジタル兼用の
20mm f1.8を試した事があるがニコンデジタル機とのテストでは
今回の30mm f1.4のほうが、直感的な印象として抜けも良く
グラデーションスケールが長く滑らかに感じる。
良い色再現のレンズだと太鼓判を押すが、ビギナーには
30mmの画角は広角域から始まるズーム主流の現在、ちょいと手こずるかも
ちょいと足を痛めている事と子育てもあり、ウインタースポーツの
世界を写せない状態に有るので、暫く初心に還り標準単焦点にすこぶりたい。
手術入院したYORIKOちゃんからも「標準レンズでの表現方法の
サンプルをアップしてね!楽しみにしてる。」とリクエストもあったのでシリーズ化します。
あくまでもニコンとの相性診断的テストなので、他社カメラでは異なりますので注意!
北の風景を愛する方には試してもらいたいレンズのひとつです。
今、NHKの「ようこそ先輩/立木ヨシヒロ」を見ている
子供にまで写真に意図を求めていた。嬉しい。
俺は子供の頃、彼の写真論を雑誌で読みふけった
by mugnum-yoda
| 2008-01-13 19:41