パワー・ポートレート
2008年 09月 24日
観光に依存しない部分の小樽を背景に
マグナム依田の考えるポートレートを構築中。
すでに200シーン程、撮りためる事が出来た。
当初はニセコで構築してきたスタイルを捨て切れてはいなかった。
ニセコ時代はリアルな生活の描写を長年培ってきた
風景写真のテクニックの中に閉じ込めてきた。
今、冷静に見ると圧死しそうに鬱なる絵だと思う。
広大な果てしない風景の圧力は堪え難い。
むしろ北方文学の中でもプロレタリアを
写真で挑もうとしていたから成功なのかも知れないが。
ニセコと小樽で写すこれらは構図的にも
マグナム依田独特の比率で変わる事は無いが
丁寧に写そうと決めているものが
風景のそれから人物へと移行した。
ニセコ時代はパワー・ランドスケープと
オージーの仲間が呼んでくれていた。
さしずめ今のスタイルは
パワー・ポートレートと呼べば良いのだろうか?
オイラのブログ、凄い巨匠達が見ている事を知った。
プロフォトグラファーは勿論ミュージシャン、文化人。
見えないプレッシャーが新しい世界の構築を
後押ししてくれているような気がする。
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by mugnum-yoda
| 2008-09-24 11:50