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2008年12月5日、老舗ロックバンドTHE MODS撮影中!くも膜下出血を発症、一緒に仕事をしていた最愛の女性の迅速な対応が功を奏し、重症ながら危篤から生還。身体の後遺症、心の後遺症の中、自分探ししています。


by mugnum-yoda
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BEAUTY from USSR

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日曜日、二日間の腹へりにピリオドを打つ電話が鳴った。
「ご飯食べよ!スープカレー!」慌てて家を出た。

ん?時間は6時を過ぎて薄暮と言うのも過ぎている。
線路を歩く金髪女性の姿?釣りでも無さげ?

なんか遠目にはSちゃんかと思った。
待ち合わせの場所へ急ぐ為、考えるのは止めた。

Sちゃんと合流し、不思議な女性の話を伝えた。
その不思議な女性はオイラのショートカットした
路地を尾行してきたかのように、其処に居た。

何を思ったかSちゃん混み合う国道をアクション映画
さながらのキワキワのUターン。

例の女性の行く手をふせぐように歩道へ
乗り上げて車から飛び出るSちゃん。

普段より大きな身振りで何かを訴えている?
えっ?相手は良く見ると日本人じゃないぞ!

急にオイラにはスパイ映画のワンシーンに見えてきた。
Sちゃんは既にアンジェリーナ・ジョリーになり切っている!

相手の外人はウンチを我慢するような悩ましい顔で
Sちゃんの話に首を傾げている。

オイラは男性なので夜は怪しく思われるといけないので
普段のゴリ押しを堪えて、会話の主導権をSちゃんへ委ねた。

しかし、相手には英単語が通じていない。
どちらかと言えば日本の単語を介しているようだ。

「今夜は寒いし、その服装じゃ駄目!」
「日本じゃ暗がりで異邦人女性の一人歩きは危険!」
Sちゃんは母親感覚で一生懸命伝えていた。

しばし小樽をドライブする事に
オイラは2シーターのSちゃんの車のラゲッジルーム。

彼女は日本食は口に合わないと言う。
スープカレーも嫌いだとの事で街を彷徨う。

話は進展し可愛い女の子の写真をコレクションしている
Sちゃんはカフェで写真を撮らせてもらう事に。

この2週間程にSちゃんは街で見かけた可愛い女性を
もう何冊も写真集が出来る程、撮りためている。

恐らく外人に対しても、この情熱で接する事が出来るのだから
もう日本人相手なら怖いモノ無しなんだろうね!

しかも、全ての人に「また写させてね!」と
連絡先も明確になってるからSちゃんのモデル事務所計画も
まんざらジョークでは無さそうだ。

カフェでSちゃんが彼女を写していると
「Sちゃん!何してるの?」ギャルメイクの三人が話しかけてきた。

モデルを務めてくれていたロシア人MARINAちゃんの
表情がその時いきなり柔らかくなった。

別れ間際、オイラも師匠の見本作品と言う事で
北からの貿易風にのって現れた美女にシャッターを切った。

Sちゃんが呼び寄せる不思議な力が炸裂した夜。
ますますオイラはSちゃんが好きになった。

カメラが無ければ、ただのモジモジのお姉さんだった。と
Sちゃんは謙遜する。写真は世界の壁越えるコミュニュケーションツール。

家に辿り着くと空腹感が蘇った。

スパイ映画のロードショーより興奮したよ!


そうそうSちゃんのこの日の作品はSmile for The Paparazziにて近日公開予定!

相変わらずPC不調!ImageReadyでWEB用の
画像の最適化普段してるんだけど、何故か
「ファイルがみあたりません!」で保存出来ません!

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Sちゃんの巻き起こすストレンジ・デイズに
ポチリと!

久しぶりにBGM、赤の広場でのBack in USSR
ロック史上、これほどパンクな瞬間は無いであろう!

観客のエリツイン、青春時代ハンブルグへライブを
見に行く為だけに違法で国境を越えたと言う。
by mugnum-yoda | 2008-10-06 02:53