一昨年の五月、オイラは今年、相棒のSちゃんがヨットの友達を写したと同じ日にヨットハーバーの賑わいを写しに出かけていた。5月はセイルスポーツに向いた天候なんだ、春一番に代表する安定した強風が来るんだ。少しマリンスポーツを齧った人なら今時の朝の雲を見れば、何処の海がどうなっているか検討が着く事だろう。恐らくSちゃんも仕事の配達の途中、空の様子で、直感的に海へハンドルを切ったんだと思う。同じ価値観の女性がパートナーな事は嬉しい事ばかりだ。昨日、病室に来てくれた彼女は小樽のガイドブックを何冊持って来て、一緒に、ここに掲載されていない小樽の名所を撮ろうと提案してくれた。勿論、オイラは大賛成。お茶を提供するような小さなギャラリーで写真展しようか?新日本海フェリーのロビー?ウイングベイ?どんどんアイディアの湧くSちゃん。流石、職人の街、小樽の商人の娘だと思う。小樽の様々な所に顔の効く信用ある家系の娘さんだから、お膳立てもいつもばっちりで、オイラは写すだけ指導するだけ。早速、小樽の街が浮き立つ太陽の位置と撮影ポイントを、こっそり伝授。赤岩越しからの陽射し、奥沢の渓谷越しに細く絞られて来る夕焼け前のマズメの美しい光。早朝の銭函方面からの柔らかい陽射し、小樽は扇型の地形だから様々な光線が楽しめる。例の汚い運河の水が青く輝く時間もある。ガイドの写真を見ながら、Sちゃんが過去に写した写真の方が上手かったよな、と思う。話はウインドサーフインからヨットとセイルを扱う事と、その日の天候を読む撮影術って凄く似ている話になる。いつかディンギーでも一緒に操船しようね。とSちゃん。二人ともロッド・スチュワートのSAILINGを歌える世代だから、一小節だけ歌ってみた。帆船と言えばノアの箱船も帆船だったよね。世界に男女二人なら、やはりSちゃんを航海の相棒にするぞ、「決めた、決めた。お前を、道連れに。」
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