先住の民の肖像画のように
2009年 06月 21日
アウトライン化出来る書体を揃えたり簡易色校正が出せる昇華型プリンターだのポストスクリプトプリンターだの、札幌圏のデザイン事務所程度の設備を揃えちまった。そんな時にお金を用立ててくれたのが、今回の写真の狼犬の飼主であるY君なんだ。今回の病気に際しても、公私において最愛のパートナーSSちゃんの相談相手になり援護してくれた。マグナム依田の犬写真が有名になった頃、オイラは、やっぱりクオリティに安定が足りないと自己判断していた。何て言えば解りやすいかな?重厚感が足りなかった。スタンダードとして世に出て来る迄の犬達の系譜の重さが薄っぺらだった。良くMONOマガジンの別冊でアメリカインディアンの肖像画や古代ポリネシアの民の肖像画とか、あるでしょ、あんなセピアでも白黒でもないんだけど不変の古さ安定感ある表現ってあるでしょ、僕らの爺ちゃん、婆ちゃんを写した時代の写真館的な味わい。あれをマスターしたかった。その試行錯誤の為にニセコ時代、究極の犬をモデルにしたくて希少種の犬が増えていった。肌の恋しさもあるけどね、そんな、いかれたオイラの長期にわたる構想に助け舟を出してくれたのも彼だった。犬ビジネス、広大なエリア内に鮭が遡上する川が流れるドックランとか、ニセコ町で手透きになっている有島の羊の牧場で牧羊犬のショーをやらないかと持ちかけられたり羊蹄山一周してヒラフに上がって来る犬ぞりレースとか、どれがどれか解らなくなる程、プランニングが重複した。Y君は海外からの集客の探りをいれてくれたり、ニセコの夜、薪ストーブで暖を取る犬達を横に話は世界をかけた。ありがとうSちゃん、ありがとうY君。犬の肖像写真家マグナム依田、そろそろ受注開始いたします。アウトドアマンのリビングに相応しい一枚をお約束します。狩猟仲間が」いるかたは口コミ宜しくです。詳細問い合せはマネージャーSちゃんを経由して下さい。写真ブログランキング参加中。Sちゃんと重なりたいのでポチリとしてくれると嬉しいです。この写真は彼女のカ。Sちゃんの写真ブログSmile for The Paparazziも応援してね。頑張る彼女を褒めてあげてね!オイラからのお願いです。ペコリ!
by mugnum-yoda
| 2009-06-21 16:25
| DOG PHOTO