朝里の浜が恋しい
2010年 02月 05日
作詞:なかにし礼 作曲:浜圭介
海猫が鳴くから ニシンが来ると
赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ
雪に埋もれた 番屋の隅で
わたしゃ夜通し 飯を炊く
あれからニシンは どこへ行ったやら
破れた網は 問い刺し網か
今じゃ浜辺で オンボロロ
オンボロボロロ-
沖を通るは 笠戸丸(かさとまる)
わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る
燃えろ篝火 朝里の浜に
海は銀色 にしんの色よ
ソ-ラン節に 頬そめながら
わたしゃ大漁の 網を曳く
あれからニシンは どこへ行ったやら
オタモイ岬の ニシン御殿も
今じゃさびれて オンボロロ
オンボロボロロ-
かわらぬものは 古代文字
わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
歌詞中、「燃えろ篝火 朝里の浜に」の
ズバリ、朝里の浜の、元ニシン漁師の小さな番屋だった
家に、僕は、倒れた日の朝迄、住んでいた。
家は既にないが、家の前から見た海の景色がみたい。
Sちゃん、いつか見せて下さい。