心象『羽化待つ瞑想時間/尻別川』
2006年 07月 25日
昆布川では散発ながら羽化が確認し、水温の高い本流域なら
今夜こそ大量の羽化が認められるだろうと場所を変えた。
このポイントで40センチ以下のニジマスを釣った覚えは無い。
釣れるとすれば平均値でも50センチは下らないであろう
川を眺めていると鮭より大きな魚達が気まぐれに
静かなる川面を蹴散らしては沈黙するを繰り返している。
なのに羽化はまとまらず暫し瞑想の域まで意識は飛んでいた。
あの大岩の上でdo_yogaちゃんにヨガのポーズをして頂き
その後ろに3メートル程の脚立を川の中に組めば
美しい絵が出来上がるんでは無いかと
イメージが飛び込んで来た。
曇天の夕焼け空に羽化した虫達が
逆光の中、火の粉のように飛び交うシーンが
完全に出来上がって行った。
机を離れて生まれるアイディアこそが本物だと
東京時代世話になった社長が口癖のように言っていた。
机を暖めるクリエーターは仕事をしている振りをしているだけだとね。
僕はそれを悪用してアウトドアの遊びに熱を入れていたけどね!
でも野外の遊びで知り合ったクライアントこそ本物だった。
旭通ADK札幌のN氏もしかりである。何やら僕にしか出来ない
仕事がと、昨夜電話で話しを聞いた。
何時もプロジェクトが大き過ぎて回転資金の乏しさの為に
ロングディスタンスの仕事ではトントンの上がりとなるけど。
未だにナショナルレベルのクライアント仕事は
僕にとっては楽しい至玉の時間である。
ひょっとして有名ブロガーであるslow fishingさんも
今頃この川の何処かで大型の魚と格闘してるのではと
脳裏を横切った。ちとジェラシーじゃぞ!
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by mugnum-yoda
| 2006-07-25 10:04
| 釣り師の目線で