鏡の国のアリス
2006年 11月 09日
NOと断られた事は一度も無い。いつも許してくれた方が何か言いたげにするが僕は無視をする。
この時も了解を得て自動ドアの扉を二枚くぐり抜けた所で僕はカメラを覗き込んだ。勿論計算は出来上がっていた。
僕の行動にキョトンとしていたが、それまでのように彼女は携帯に目をやりはじめた。
実は東京時代、竹下通りで、この手口でモデルスカウトのアルバイトをしたことがある。
決してやましい意味じゃ無く、きちんとしたモデルエージェンシーへ振り分けられるアレだ。
長い事やっていると断る背中か、断らない背中かが解るようになるものだ。
押し迫る夜の帳に携帯電話をしきりといじる女性の背中からは何故か叫びが聞こえる。
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by mugnum-yoda
| 2006-11-09 03:29
| フェミニンな眼差し