吹雪の後で
2008年 02月 18日
北海道でもっとも吹雪の名所とされている。
妙な地形のおかげで南から強烈な風が吹くとお大荒れに。
石狩湾から続く石狩川の巨大扇状地が漏斗の形で絞り込まれる仕組みだ。
少し湿度を持った雪質なので、ものの3時間吹雪けば
平原の至る所に雪のオブジェが完成する。
困ったもので道路の真ん中にも突然有る。
昔、どうせ雪の塊だから行っちゃえとアクセルを踏んだ。
ドスン!鈍い音と共にクロカン4WDのフロントは大破したことも。
そんな吹雪の夜に走っちゃダメだと自然が教えてくれた。
裏道でなくても吹雪の走行は危険だらけ
視界の悪さは勿論のこと、方向を示唆する
交通標識も道幅を明確にする矢印、信号すらも
着雪のより何も見えなくなる。
残念ながらこれらの着雪した雪をはらう作業は
吹雪が止んでからと言うのが常だ。
人生を歩んでいると数多くの吹雪にぶち当たる。
吹雪の最中にあがいて動こうとパニックすれば
大自然の中の摂理の中では逆に命が危うい。
by mugnum-yoda
| 2008-02-18 19:14