マリリン・モンローの復興
2008年 09月 08日
日本版PLAYBOY廃刊についての追悼文は
MIXIに長々と書かせてもらったのですが、やはり残念。
雑誌系のアートディレクションの長かったオイラは
毎月、多い時では100冊を越える海外の雑誌を購入していた。
古着屋で古本屋でアンティークショップで
一冊5000円を超えるボロボロの本も買っていた。
まあいわゆるソースとしての為にね。
多くはデザインも見習う為では無く
カメラマンに発注する際に打ち合わせで見せる為だった。
特にオイラはミッドセンチュリーのマニアで
コレクターで大量生産型のアートの研究家で教鞭もとった事があるクレイジー
今はコレクションは何も無いが、幸い世の中はインターネットで
大枚を叩かなくても最新のエディトリアルを把握する事が出来る。
昔はこっそりパクって、ソース元を伏せたものだが
現代は堂々と○○トリビュート、○○リスペクトなんて
ビヨンセがティナ・ターナーの真似だと言い切るようなアーティストが多い。
音楽やファッション、サーフインの世界以外の
写真の世界もオールドスクールブームで
古い有名な作品を完全コピーするアーティストが増えた。
海外の写真の動きは加速しているのに日本ときたら
三ヶ月おきごとに出る新機種の話題ばかりでウンザリ!
写真とクリエイティブは完全分離したエディトリアルで情けないよ!
SwitchとかMother Natureとかシンラなんて
極上の写真を届けてくれた雑誌はことごとく廃刊だしね〜
最近ニューヨークタイムスの記事にマリリン・モンローを
トリビュートして完全コピーされたのを知った。
いまでも、小柄なモンローが生み出したポーズは
至る所で応用されている。どこが違うかは自分で調べてね!
まあ、今回のテストシューティングにも100%応用してみた。
ちっちゃなSちゃんが大きく見えるのだ。
SちゃんのブログSmile for The Paparazzi に
撮影中のオイラがアップされているので見てね!
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出版社の人がみてるのでヨロシク!
by mugnum-yoda
| 2008-09-08 12:31